謎の激安中華ワイヤレスマイクが意外に使える。

AliExpress には、Amazon よりも個性的で、良くも悪くも幅の広い商品がたくさんあります。

失敗もありますが、価格がかなり安いので、ユニークなガジェットを試すには面白い場所です。今回は、その中で意外と使えたワイヤレスマイクを紹介します。

商品概要

メーカー名ははっきりしません。AliExpress ではよくある、名前の分かりにくいタイプの商品です。

AliExpress : ワイヤレスマイク

左2つがマイク。右はスマホ/PCにつけるレシーバー
左2つがマイク。右はスマホ/PCにつけるレシーバー

主なスペックは以下の通りです。

周波数帯 2.4GHz
遅延 最大 20ms
周波数特性 20Hz - 20kHz
感度 -30dB
有効範囲 20m
指向性 全指向性
バッテリー 4 - 6時間
ノイズ軽減 3段階

良いところ

技適がついている

from : 総務省 技術基準適合証明等を受けた機器の検索
from : 総務省 技術基準適合証明等を受けた機器の検索

こういう安価な海外ガジェットは、技適がついていなかったり、技適マークが付いていても実際は怪しい、という製品もあるものです。

その中で、総務省の検索で確認できるのは大きいです。安心して国内で使えるだけでも、十分に価値があります。

電源を入れるだけで使える

Bluetooth ではなく 2.4GHz 接続なので、電源を入れればすぐにつながります。

その代わり、レシーバーは必要です。端子は USB Type-CLightning しかないので、使う機器には注意が必要です。

安い

購入時の価格は 1946円でした。マイクが1つだけで良ければ 1487円 です。

ワイヤレスマイクは安くても 15000円前後のものが多いので、この価格はかなり安いです。もちろん、安いからこその割り切りは必要です。

音質

音が取れていれば合格、くらいの期待値で見る製品です。

テスト音源には A History of the Earthquake and Fire in San Francisco を使いました。

ホワイトノイズは音源側のものです。

元音源
謎ワイヤレスマイク
RODE VideoMicro
SAMSON Go Mic

気になるところ

ピンマイクとしては全指向性が惜しい

ピンマイクは、話し手につけて声を拾う用途で使うことが多いです。その場合、口元の音を中心に拾える単一指向性のほうが向いています。

このマイクは全指向性なので、周囲の音や手元の音も拾いやすいです。

ノイズ軽減はあまり期待できない

電源を入れたあと、電源ボタンを短く押すとノイズ軽減モードになり、強さが 123 と変わります。

ノイズ軽減がしっかり効けば全指向性の弱点を補えますが、そこまで期待するのは難しそうです。

ノイズが抑えられてるような……?

2つのマイク音は分離できない

マイクが2つ付いてくるセットの場合の注意点です。

同じような製品に RODE Wireless GO II があります。こちらはレシーバー側にミキサー機能があり、2つのマイク音を別々に録音できます。

この製品にそこまでの機能はありません。2つのマイク音は混ざって出力されます。価格を考えると仕方ないところです。

まとめ

通話や音声入力くらいであれば、何の問題もなく使用出来ます。

もちろん、有線マイクやRODEのような高級ワイヤレスマイクに勝てませんが、2000円で手軽に使えるマイクが手に入るというのは驚きです。